学校のプールが始まる時期になると、水着やタオルのサイズ確認に加え、持ち物への名前つけが必要になります。
ゴーグルにも名前を記入する必要がありますが、「油性ペンで書いてもすぐに消えてしまう」「黒いゴーグルを選んでしまい、ペンで書いても見えない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
特に低学年のうちは、先生が持ち物の名前を確認することが多いため、名前をつけないわけにはいきません。
この記事では、水泳用ゴーグルの名前つけにマスキングテープが使えるのか、また、それ以外の便利な方法についてもご紹介します。
ゴーグルの名前が消えてしまう…どうする?
子供が水泳を始めると、ゴーグルが必需品になります。
しかし、ゴーグルに名前をつけるのは意外と難しく、困っている方も多いようです。
ゴム部分に油性ペンで書こうとしても、うまく定着せず、すぐに消えてしまうことがよくあります。
また、黒いゴーグルを選ぶ子供も多く、黒いペンでは書いても読めません。
ほとんどの方は油性ペンで名前を書こうとしますが、黒いゴーグルの場合、名前をしっかり記入するには別の方法を考える必要があります。
学校のプールだけでなく、スイミングスクールでも使える、油性ペン以外の効果的な名前つけの方法を紹介します!
ゴーグルの名前つけにマスキングテープは使える?
水泳用ゴーグルの名前つけにマスキングテープを使うことができます。
文房具として一般的に販売されているため、自宅にある方も多いでしょう。
マスキングテープの上に油性ペンで名前を書き、ゴーグルのゴム部分に巻き付ければ、簡単に名前をつけることができます。
マスキングテープの特徴
マスキングテープは、もともと塗装作業や工作時の養生用として開発されたテープですが、文房具としても広く活用されています。その特性を活かして、ゴーグルの名前つけにも便利に使うことができます。
マスキングテープの特徴を詳しくご紹介します。
1. ほどよい粘着力で剥がしやすい
マスキングテープの最大の特長は、適度な粘着力を持っていることです。しっかり貼りつくのに、剥がすときにはきれいに剥がせるので、ベタつきが残らないのが魅力です。ゴーグルのゴム部分に貼った場合でも、使用後にスムーズに剥がせます。
2. 水に強く、耐久性がある
一般的なマスキングテープは紙製ですが、耐水性のあるタイプも販売されています。水に濡れても剥がれにくいため、プールやスイミングスクールでも安心して使用できます。特に耐水性の高いプラスチック素材のマスキングテープを選ぶと、より長持ちします。
3. 油性ペンで書きやすい
表面が適度にザラついているため、油性ペンで名前を書いてもにじみにくく、はっきりと見えるのが特徴です。黒いゴーグルにも、白や黄色のマスキングテープを使えば、名前をしっかり目立たせることができます。
4. カラーバリエーションが豊富
マスキングテープは色やデザインのバリエーションが豊富で、白やパステルカラー、透明タイプなどさまざまな種類があります。名前をしっかり目立たせるためには、ゴーグルの色と対照的なカラーを選ぶのがおすすめです。
5. 手で簡単にちぎれる
ハサミを使わなくても手で簡単にちぎることができるため、手軽に使えるのもメリットです。忙しい朝や急いで準備する際にもサッと使えます。
6. 巻きつけることでより取れにくくなる
短くカットして貼るだけではなく、ゴーグルのゴム部分に巻きつけるように貼ることで、よりしっかり固定できます。さらに、剥がれが心配な場合は、上から透明のセロハンテープで補強すると強度が増します。
7. 100円ショップなどで手に入りやすい
文房具店やホームセンターだけでなく、100円ショップでも手軽に購入できるため、コスパが良いのも魅力です。必要なときにすぐに手に入るため、子供の名前つけに最適なアイテムです。
マスキングテープを使ったゴーグルの名前つけのポイント
- 白や黄色など、ゴーグルの色と対照的なカラーを選ぶ
- 油性ペンでしっかりと記名し、ゴム部分に巻きつけて貼る
- さらに剥がれ防止のため、上からセロハンテープで補強すると安心
マスキングテープは、簡単に使えて、水に強く、剥がしやすいため、ゴーグルの名前つけにぴったりです。お子さんの持ち物管理がラクになるので、ぜひ活用してみてください。
ビニールテープもおすすめ!ゴーグルの名前つけに最適な理由
ゴーグルの名前つけに油性ペンが使いにくい場合は、ビニールテープも便利な選択肢になります。特に、黒いゴーグルなど直接記名しにくいものには、ビニールテープを活用すると名前をしっかり目立たせることができます。
ビニールテープの特長と活用方法
ここからは、ビニールテープの特徴を活かした活用方法をお伝えします。
1. ゴム部分に巻きつけて取れにくくする
ビニールテープは、マスキングテープと同じようにゴーグルのゴム部分に巻きつけることで、しっかり固定することができます。
短くカットして貼るだけだと剥がれやすいため、できるだけ巻きつけるようにするのがポイント。
1周だけではなく、2〜3周巻きつけるとより取れにくくなります。
長期間使用する場合は、上から透明のセロハンテープや補強用のビニールテープを重ねるとさらに強度アップ。
2. 水に強く、耐久性が高い
ビニールテープは、水を弾く耐水性のある素材で作られているため、プールやスイミングスクールなど水場での使用にぴったりです。
ゴーグルは水に濡れる機会が多いですが、ビニールテープなら簡単には剥がれません。
湿気や温度変化にも比較的強いので、長期間使うことができます。
ゴーグル以外にも長靴やレインコートの名前つけにも適しています。
3. 油性ペンでしっかり記名できる
ビニールテープの表面はツルツルしていますが、油性ペンならしっかり書き込めるため、ゴーグルの名前つけに最適です。
白や黄色のビニールテープを使えば、黒いゴーグルにもはっきり名前が見える
油性ペンで書いた文字は、消えにくく、長持ちしやすい
書いたあと、完全に乾かしてから使うと、さらに消えにくくなる
4. 剥がれても簡単に貼り直せる
ビニールテープは、長期間使っていると剥がれることがありますが、貼り直しが簡単なのもメリットです。
新しいテープを用意して、すぐに貼り替えられるため、メンテナンスが楽
クラス替えなどで名前を変えたいときにも、テープを剥がして新しいものに貼り替えるだけなので便利
ビニールテープを使う際のポイント
- ゴーグルの色に合わせて白や黄色のテープを選ぶと名前が見やすい
- 2〜3周巻きつけて固定すると取れにくくなる
- 書いた文字が乾くまで少し待つと、より消えにくくなる
- 心配な場合は、透明のテープで補強するとさらに強度アップ
ビニールテープは、水に強く、名前がはっきりと見え、貼り直しも簡単なので、長期間使用するものにもぴったり。ゴーグル以外にも活用できるので、一度試してみてはいかがでしょうか?
ゴーグルの名前つけに最適なアイテム
マスキングテープやビニールテープ以外にも、ゴーグルの名前つけに便利なアイテムがあります。使う場面やお子さんの好みに合わせて、最適な方法を選んでみてください。
1. ゴーグル用ネームプレート
ゴーグルのベルト部分に取り付ける専用のネームプレートを使えば、確実に名前をつけることができます。
特徴
- 耐水性のあるビニール素材でできており、水に濡れても問題なし
- ゴーグルのベルト部分に簡単に装着できるので、名前が消えにくい
- シンプルなものからデザイン性のあるものまで幅広く展開
- ひらがな・カタカナ・アルファベットで名入れできる商品もあり、小さなお子さんでも識別しやすい
メリット
- 一度つければ剥がれる心配がほぼないため、長期間使用できる
- 書き直す手間が不要で、クラス替えなどで名前が変わる場合も新しいプレートに交換するだけ
- キャラクター付きのデザインもあるので、小さなお子さんが喜びやすい
注意点:
ネームプレートは商品によってサイズが異なるため、ゴーグルのベルトの太さに合ったものを選ぶことが重要です。
2. アイロン不要のお名前シール
洋服や持ち物に使える「お名前シール」は、ゴーグルの名前つけにも活用できます。
特徴
- シールタイプなのでアイロン不要で、手軽に貼れる
- 防水加工が施されている商品もあり、水に濡れても剥がれにくい
- ゴーグル以外にも、水筒・お弁当箱・文房具など多用途に使える
メリット
- 簡単に貼れるので、忙しいときにも手間がかからない
- おしゃれなデザインやイラスト入りのものもあるので、見た目にもこだわれる
- 「タグペタ」などの無地タイプなら、自分で好きなフォントやサイズで記名可能
注意点:
アイロンが必要なタイプはゴーグルには不向きなので、必ずシールタイプを選びましょう。
耐久性を上げるためには、ゴム部分の油分や汚れを拭き取ってから貼るのがおすすめ。
3. 名前が書けるゴーグル
最初から名前が書けるスペースが用意されているゴーグルもあります。
特徴
- ゴムの一部に名前を記入しやすい設計がされている
- 専用の記名スペースがあるので、はっきり書けて見やすい
- 市販の油性ペンや専用マーカーで名前を書くだけでOK
メリット
- わざわざシールやテープを使わなくてもいいので、シンプルに名前つけができる
- 幅広の記名スペースがあるタイプを選べば、見やすく長期間消えにくい
- ゴーグルを買う時点で名前問題が解決できるので、後から対策する手間がない
注意点:
油性ペンで書いても、長期間使っていると文字が薄くなる可能性があるため、必要に応じて書き直しが必要
4. ゴーグル用転写シール
ゴーグルのレンズ部分に直接貼れる専用の転写シールもおすすめです。
特徴
- ゴーグルのレンズ部分に転写できる専用シールで、剥がれにくく、水に強い
- スノーゴーグルやサングラスを手掛けるメーカーが製造・販売しているものもあり、品質面で安心
- 一般的なシールよりも耐久性が高く、消えにくい
メリット
ゴーグルのゴム部分に貼ると剥がれやすいが、レンズなら摩擦の影響を受けにくい
水泳用ゴーグルだけでなく、スノーボードゴーグルやサングラスにも使える
クリアなシールを選べば、目立ちすぎず、自然な仕上がりになる
注意点:
商品によっては転写に少し手間がかかるものもあるため、説明書をしっかり確認する
貼る前にレンズ部分をきれいに拭いておくと、より密着しやすくなる
まとめ:ゴーグルの名前つけにおすすめの方法
- 手軽に使える&コスパ重視 → マスキングテープ
- 水に強く長持ち&しっかり固定 → ビニールテープ
- 長期間消えない&確実に固定 → ゴーグル用ネームプレート
- 多用途に使えて貼るだけでOK → アイロン不要のお名前シール
- 最初から書けるので便利 → 名前が書けるゴーグル
- 耐久性抜群&消えにくい → ゴーグル用転写シール
ゴーグルの名前つけは、単にペンで書くだけでは消えてしまうことが多いので、自分の使いやすい方法を見つけることが大切です。
長持ちする方法を取り入れて、お子さんのプールやスイミングスクールの準備をスムーズに進めましょう!